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「鴨川をどり」の鑑賞は、平安文学の研究にも役立ちます!

2017年08月10日

文学部 国文学科 M・Mさん

大学のサポートが背中を押してくれた

私は3回生の時、「鴨川をどり」を鑑賞しました。「鴨川をどり」は1872年に創演され、京都の春の風物詩として親しまれている歴史ある舞踊公演です。実は以前から興味はあったのですが、敷居が高く感じて、自分から行動できずにいました。そんな時、学生生活支援行事の一環として団体鑑賞を行っていることを知り、すぐに応募。普段なかなか目にすることができない芸妓さんや舞妓さんの踊りや演技がライブで楽しめるとあって、ワクワクしながら先斗町歌舞練場に向かったことを覚えています。 

まさに平安絵巻、目を見張る美しさに感動

源氏物語の葵の巻を題材とした演目を鑑賞。まるで、物語の世界が目の前に広がっているようなあでやかさで、思わずため息がもれるほどでした。特に注目したのは、六条御息所が生霊となって葵の上を殺してしまうという場面。こんな風に表現されるのかと、自分が想像していた世界と比べながら見ることができ、とてもおもしろく感じました。私は平安時代の文学について研究しているのですが、本や文献を読むだけではわからないこともあります。当時の人たちの衣装や身のこなしかたなども具体的に表現されていて、その点でもとても勉強になりました。 

古典芸能を通し古典文学の学びも深まった

古典文学を研究するうえで、古典芸能にふれることはとても大切だと実感しました。文献では見つけられない言葉やヒントを見つけたり、想像力をふくらませたりすることもでき、古典文学への興味がさらに増したことも実感しています。古典芸能は難しい、分かりにくいと思いがちですが、そんなことはありません。あまり構えずに、気軽に楽しめばいいということもよくわかりました。これから鑑賞しようと思っている人に、一つだけアドバイスを。演目のあらすじなど少し予習してから行けば、より楽しめると思いますよ。 

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