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2019年10月20日イベント

「今日からできるエシカルへの一歩」トークイベントを実施します。

らしつよチャレンジ採択事業「京都から持続可能な社会を考える場を生み出すプロジェクト」メンバーが、現在の廃棄衣料の現状や、環境問題に対する工場の方の具体的な取り組みを知るために、大阪府泉佐野市にある東谷商店(故繊維工場)に見学へ行きました。

11月16日(土)には、ゲスト(鎌田安理紗氏、赤澤える氏)を招いて、このような課題への向き合い方を皆で考える「今日からできるエシカルへの一歩」というトークイベントを実施します。

家政学部生活造形学科での学びを知る機会にもなりますので、京女生以外の方、高校生も大歓迎です。
詳細はチラシをご覧ください。チラシはこちら(事前申し込み制、定員40名、定員を超えた場合は抽選)

(プロジェクト代表 生活造形学科4回生 藤井さんによる工場見学レポート)

自分たちの洋服の行く末、要らない服の山を目の当たりにし、廃棄衣料の現状を具体的に聞くことは、とても大きな学びとなりました。山積みにされた衣服を実際に間近で見たり手にとってみると、まだまだ着れる服であふれていました。多くの人が関わり、多くの時間と労力をかけて作られ、誰かが欲しくて手に入れたはずの服が、まるでゴミのように、畳まれもせずに落ちている光景は本当に悲しく、このような状況があるのにもかかわらず、どうしようもなく解決の出口が見つけられない現状を放っておくわけにはいかないと強く感じました。

この状況を解決していくにあたり、私たち一人ひとりが少しでも現状を知ることが、問題意識を持つこと、更には服を大切にしようという具体的なアクションに繋がるのではないかと思います。

私たちにもできることはたくさんあります。例えば、どうしても着なくなった服はすぐ捨てるのではなく、貰い手に譲ったりリサイクルショップへ持って行く、寄付する。お気に入りの服が破れたり汚れてしまったのなら、リメイクをして生き返らせる。その前の段階としては、服を買うときに、安いだけに注目したり、周りに合わせることを意識するのではなく、一枚の服に思い入れを持って、大切に着ることを心がけるなど。

意味を感じる服、物語のある服は、価値のある服になると思います。そしてそれは、必ず大切に着る、簡単に捨てられない服になるはずだと強く感じます。多くの課題を抱えた繊維リサイクルですが、工場の方のお話を聞き、私たち消費者一人一人が繊維を資源と捉え、リサイクルに対する意識や興味を持つことによって、新しい突破口ができるのではないかと感じました。

東谷商店の皆さま、大変お世話になりました。

(写真は、天井に届きそうなくらい山積みに積み上げられた服の山、自分たちの服の行く末です。東谷商店では、これらの廃棄衣料たちの約60~70%は新しく再利用され、国内や海外(東南アジア)へ回り、残りの30%は焼却処理、一部はウエス(原料扱い)として再利用されるそうです。衣服の山から少しずつベルトコンベアへと運ばれ、一つ一つ手作業で丁寧に仕分けされており、仕分けの工程に服に対する思いやりを感じました。また、実際にこちらの故繊維工場では、行き場のない衣服をリメイクして違う製品へと姿を変えるなど、様々なアイデアを出しながら製品化を進めたり、素材メーカーや成形加工業、技術者などとネットワークを組み、素材分別が難しい廃棄繊維を色で分けてリサイクルするカラーサイクルシステムを使って付加価値のあるプロダクトを開発したりと、積極的に活動を進められていました。)