PROJECT SUMMARY
大学の使命を描く
時代や社会が大きく変化していく中で、京都女子大学はどんな役割を担うべきか。そして、そのためにはどんな人材を育成し、教員・職員はどのような教育をしていく必要があるのか。教員と職員、そして学生で構成されたプロジェクトメンバーが対話やワークショップを通して描いていきました。


- 理事長や事務局長、学長から「建学の精神」や「大学の歩み」「大学改革の展望」について、学生たちからは「学生から見た京女」について、外部識者からは「大学業界を取り巻く環境」についての講演を行い、教職員に「大学の使命」を描くベースとなる考え方を伝えました。

参加者アンケートより
- 学長のお話は教員の立場として共感できる部分も多く、考えさせられることも多くありました。進学マーケット動向はこれまで考えることのない視点だったため新鮮で、参考になることが多かったです。学生の声は、みんな京女に対する愛を感じることができ、ほっとしました。(教員)
- 京都女子大学について再確認して、その上で本学を取り巻く状況や他大学の戦略を知ることができました。大学の強みや足りないものを考えるにあたって非常に参考にすることができると思います。(職員)


- 教員、職員、学生が集まり、DAY1の講演と全教職員を対象としたアンケートを基に、「大学の使命」を描くためのワークショップを実施しました。
- 1. 大学の強み・可能性を考える
- 2. 育てたい人材像を考える
- 3. 京都女子大学のありたい姿を考える
- 4. 「大学の使命」とそれを実現するための行動指針のキーワードを抽出する
抽出したキーワードを基に「大学の使命」「育てたい人材像」
「教育の目指すもの」「学生に対する姿勢」の言語化案を作成しました。

参加者アンケートより
- 先生や職員の方々が、学生のことをこんなに考えてくださっているのかと嬉しくなりました。(学生)
- 多様な意見に触れられ、また普段接することの少ない方々とディスカッションでき、今後さまざまな局面でこの関係を活用したい。(教員)
- 京女を思う気持ちや、方向性は、それぞれ違いはあるけれど、どこか共通しているところがあるのだとわかりました。(職員)


- 「大学の使命」とともに、それを実現するための「行動指針(育てたい人材像・教育の目指すもの・学生に対する姿勢)」の言語化案について、意見交換し、投票を行いました。
- 1. 大学の使命を描く
- DAY2で抽出した「大学の使命」のキーワードから以下の方向性を導き出し、言語化を実施。
100以上の言語化案を基に議論を行いました。

- 2. 行動指針を描く
- DAY2で抽出した「育てたい人材像」「教育の目指すもの」「学生に対する姿勢」のキーワードから以下の方向性を導き出し、言語化を実施。100以上の言語化案を基に、議論を行いました。

参加者アンケートより
- 教員、職員、学生の方々と一緒に京女について考えるという機会は本当に貴重な経験でした。色々な違った立場の方々の意見を聞き、非常に刺激を受けましたし、考えさせられました。(教員)
- 教職員と学生で抽出したキーワードからスムーズに、京女らしいワードを選ぶことができた。(職員)
- 参加者の方々と意見を交し合えたことで、思ったり、悩んだりしているだけではダメだ、自分ももっと能動的に動きたいと思えたことがよかった。学生のためになることを積極的に実行したくなりました。(職員)