大学で学んだ知識と
経験を生かして、
後輩指導にも取り組む。

R.Mさん勤務先:全日本空輸株式会社

3回生で音楽教員から客室乗務員に目標を変更。

4歳からピアノを習い、高校時代には、将来は音楽教員になりたいと思っていました。そのため、音楽の専門知識だけでなく教育学や心理学など幅広く学ぶことができる京都女子大学に進学。音楽家として活躍されている先生方から実技の指導を受け、教員免許を取得するために教職の授業を取り、塾講師のアルバイトをしながら、ピアノの練習に励んでいました。しかし、3回生の時に航空会社のインターンシップに参加したことをきっかけに、客室乗務員を志望するように。TOEICの受験にも挑戦し、電車通学の時間などを活用して約1年半で200点スコアを上げることができました。充実した大学生活を送る中で、さまざまな能力が養われていきました。現在は、客室乗務員として国内線・国際線に乗務をしていますが、大学での経験が役立ち、目標をもって一つひとつのフライトに臨むことができています。教育について学んだことを生かし、後輩が自律的に成長できるよう、積極的に指導もしています。

チームへの感謝を忘れず、やりがいを感じながら働く日々。

働く上で大切にしていることは「感謝をすること」です。飛行機は客室乗務員だけでなく、地上係員や運航乗務員、整備士など多くの部署がチーム一丸となって安全に目的地まで飛ばしています。チームで連携して、お客様に安全で快適なフライトを提供できるよう、お客様だけでなく一緒に働く仲間にも思いやりを持ち、率先して感謝の言葉を伝えています。お客様から「ANAに乗ってよかった」と言っていただけたときにやりがいを感じます。現在、国内線のチーフパーサーと呼ばれる客室全体の責任者の資格と、国際線のエコノミークラスのパーサーと呼ばれるクラスの責任者の資格取得に向けて勉強をしています。専門的な知識や語学の勉強に加え、クルーを総括して安全面やサービス面で最高のパフォーマンスができるようなリーダーシップを発揮することをめざしています。今後は後輩育成にも力を入れ、新入社員のメンターやインストラクターにも挑戦できればと思っています。