京都で歴史を学ぶ学生ならではの視点を生かした 観光案内で、外国人観光客をおもてなし。

文学部史学科 平成29年度卒業 H.Sさん

歴史・文化・言語を体験的に学んでいます。

歴史が好きで、古文書などにも興味をもっていたことから史学科を選択。フィールドワークを通して歴史ある京都の街を身近に感じるなど、体験的に学びを深めています。 なかでも力を入れて取り組んだのが、台湾人の意識についての研究です。もともと地域や世界の文化・言語にも興味があり、講義で学んだ台湾についてもっと知りたいと考え、研究テーマにしたのです。台湾の人には親日派が多いといわれますが、それはなぜなのか、また本当なのかという疑問を投げかけつつ、日本による統治と教育についても重ね合わせて研究を進めました。

「1日観光案内」で、外国人観光客と交流。

京都女子大学には、ユニークな実践プロジェクトがたくさんあります。そのうちのひとつが、学内語学研修。ドイツ語・フランス語・中国語・コリア語の4言語からひとつを選択し、観光案内に役立つ実用的な言葉や名所について学ぶほか、道案内に必要な会話を練習します。その成果を試す機会として、東福寺の「1日観光案内」を実施。学生自らが作成したガイドマップをもとに、外国人観光客の方々に寺の歴史や見どころを案内しました。相手の方の出身地と日本の歴史の接点を見つけながら歴史的建造物を紹介するなど、京都で歴史を学ぶ学生ならではの視点を生かせたと思います。また、多様な文化背景を持つ人々と交流したことで、とっさの対応力やコミュニケーション力が身につきました。

Profile

文学部史学科 平成29年度卒業
H.Sさん

関西で好きな歴史を学びたいと、京都女子大学文学部史学科に入学。日本史や東洋史についての学びを深めながら、言語や文化、さらに地理・歴史・公民なども学習。中学校の社会科教諭として必要な知識を自主的に身につけた努力家。

4ヶ国後で観光案内
学内語学研修
東福寺の「1日観光案内」を通し、学生が外国人観光客と交流

  • 就職支援
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