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国文学・国語学の分野

古典文学と鶯

講義可能日 5月~7月 金(午後)
キーワード 古典文学、和歌、動物
講義内容 鶯は日本古典文学で、春告げ鳥としてポピュラーな題材です。文学での鶯の描かれ方を、実際の生態と比較すると、様々な違いが浮かび上がってきます。違いが生じた理由とともに、日本人の美意識を考えてゆきます。
使用機器 液晶プロジェクター、スクリーン
講師名 小山 順子(こやま じゅんこ)
プロフィール 文学部国文学科教授。授業では、平安時代から鎌倉時代の和歌を取り上げています。
専門分野 古典和歌
現在取り組んでいる研究 『新古今和歌集』を中心とする平安時代から戦国時代にかけての和歌について。

方言学入門

講義可能日 5月~7月 月(終日)、金(終日)
9月~11月 月(終日)、金(終日)
キーワード 日本語、方言
講義内容 日本語の方言について、音声、アクセント、語彙、文法の観点から、紹介します。また、特にアクセントについては、種類や分布について少し詳しくお話ししたいと思います。
使用機器 液晶プロジェクター、スクリーン
講師名 田上 稔(たがみ みのる)
プロフィール 徳島県南部の生まれです。鴨川に生息するミナミヌマエビの飼育・繁殖、東洋蘭の栽培に熱中しています。
専門分野 日本語の文法論を中心にしていますが、興味の赴くままに寄り道しています。
現在取り組んでいる研究 室町時代末期から発生した準体助詞の実態を、当時の話し言葉を記録した「抄物(しょうもの)」で分析しています。

『好色一代男』を読む。

講義可能日 6~7月、10~11月 月、金(いずれも終日)
キーワード 江戸時代、浮世草子、井原西鶴
講義内容 西鶴の『好色一代男』を読んでみましょう。文学史で必ずといっていいほど名前の挙がる作品ですが、内容は知らない人が多いと思います。タイトルの「好色」、「一代男」の意味は? 文学史とも絡めながら解説します。
使用機器 不要(プリントを配布します)
講師名 野澤 真樹(のざわ まき)
プロフィール 江戸時代の作品のばかばかしいところが大好きです。
専門分野 江戸時代の小説。中期の上方で出版された浮世草子、滑稽本など。
現在取り組んでいる研究 上方のモデル小説を研究しています。仲間内の話題が作品化していく過程が興味深いと思います。

明治時代の文学

講義可能日 8月下旬~9月 金(午後)
キーワード 日本近代文学、小説、古典、歴史
講義内容 明治十年代~三十年代の小説を素材とし、近代文学を研究するおもしろさや、研究するうえでの留意すべきポイント、小説を読む方法等について、高校生の方々がイメージできるよう、ご紹介します。
使用機器 黒板またはホワイトボード、受講生が多い場合はマイク
講師名 峯村 至津子(みねむら しづこ)
プロフィール 文学部国文学科教授。長野県長野市の出身です。能狂言や宝塚歌劇など舞台芸術を愛好しています。
専門分野 樋口一葉や泉鏡花を中心に、主に明治期の文学を研究しています。
現在取り組んでいる研究 明治期の翻訳文学や歴史小説の研究、明治20~30年代の小説や挿絵の研究、近代短歌の研究など。