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授業紹介

授業紹介

国文学特殊講義3B

  • 限られた時間の中で何度も練習して仕上げました

    国文学特殊講義3Bでは、狂言一曲を通して練習・実演を行っています。
    狂言《口真似》は次のような内容です。
    良い酒をもらった主人が、召使いである太郎冠者に、一緒に酒を飲める人を呼んでくるよう命じます。
    ところが太郎冠者の連れて来た人は、酒癖が悪く、酔うと刀を抜くような人。
    適当にもてなして帰そうと、粗相のないように、太郎冠者には自分の「言うようにせよ」と命じます。ところが「言うようにする」という意味を取り違えた太郎冠者は、主人の言ったことをそのまま口まねするばかり。
    連れてこられた客も巻き込まれて、戸惑います。
    後半の三人の掛け合いは、この曲の見せ場ですが、息が合わないとうまくいかないので、演じる上で難しいところです。限られた時間の中で何度も練習して仕上げました。

講読近代

明治期の女性作家・田澤稲舟の作品を通して、精読方法、先行研究の扱い方、同時代資料などの調査と、それらを作品読解に反映させる方法を身につけます。

国文学特殊講義3

狂言の歴史などを学ぶとともに、狂言の実演を体験するワークショップを行い、一つの作品を仕上げます。実演を通して狂言の本質とその魅力に対する理解をよりいっそう深めます。

演習Ⅰ (国語学)

出身地(最もなじみの深い土地)の方言について音声・音韻、語句、文法など、さまざまな観点から調べたことを発表。分析や質疑応答で理解を深めます。

基礎演習A

文学作品の舞台となった京都や近郊の場所・古跡について、自分で文献や現地を調査して発表します。古典から近現代まで文学作品にしばしば登場する京都の文学的風土を実感するため、平家物語ゆかりの六波羅蜜寺界隈や清閑寺などへ出向いて現地踏査も行い、文学や京都への関心を深めていきます。

講読中世B

狂言の歴史や性質への理解を深め、江戸時代に書かれた台本を中心に作品を読み解いていきます。また実際の舞台映像なども用いて、学びをより深めます。

書道B

「書」がなぜ芸術として評価されるのかを考えながら、隷書や行書を実際に筆で書きます。隷書は後漢の碑や木簡を、行書は宋の時代などの書物をお手本に練習します。

時間割・カリキュラム

大学での授業時間割がどんなものか、サンプルとして図書館司書、情報処理士の資格を目指している3回生が時間割表を提供してくれました。
大学の授業科目は、基本的に自分で選択します。但し、必修科目(卒業までに必ず取得しなくてはならない科目)や資格課程に関わる科目は、初めから曜日・時間が定められていることがほとんどです。
そのため、必修科目・資格課程科目を入れた後に、選択できる科目を時間割に入れていくことになります。
上手に時間割を組むと、週末以外にも一日授業が無い曜日を作れるのも、大学生の醍醐味です。

なお、各学年で履修する科目は国文学科のカリキュラムに沿って選択します。
カリキュラムも併せて参照してください。

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