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研究・卒業論文

セミナーレポート

模擬裁判の実演を通して法的思考力と表現力をはぐくむ

研究テーマ:模擬裁判

刑事訴訟法を中心に刑事・少年司法全体の問題を取り上げるゼミとは別に、刑事訴訟法の発展科目である模擬裁判の授業も行っています。自らの主張を組み立てる法的思考力と表現力を実践的に養うため法の知識を総動員し、学生自身が裁判の全シナリオを考案・実演します。受講生全員で分担して一つのものをつくり上げる過程で、積み重ねた努力が結実する大きな達成感を得られるはずです。法学部生らしく刑事司法の現状とそれを取り巻く社会に対する問題意識をもち、目に見える形や数字で表しづらい法学部の学びの成果を自信に変えてほしいと思います。

法学科 伊藤 睦 教授

卒業論文一例

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により発生したキャンセル料をめぐる諸問題
  • 職場におけるハラスメントの現状と法的対策
  • 正規雇用と非正規雇用の格差是正に向けて
  • 国連安全保障理事会決議に基づく制裁と人権規範の抵触
  • 幼児の逸失利益における男女格差とその是正方法について
  • 日本の司法が性暴力被害者に与える影響
  • 民族教育の意義—朝鮮学校と民族学級における民族教育より—
  • なぜ女性の社会進出が進まないのか
  • LGBTの権利保護にはどのような法整備が必要か
  • 任意的訴訟担当の要件に関する考察
  • プライバシー権について
  • 評議員会制度に関する学校法人と一般財団法人との比較考察