英語力はもちろん、
どんな状況にも動じず、
行動する心意気も得ることができました。

N.Hさん長期留学 オーストラリア
ウエスタン・オーストラリア大学に10ヵ月間留学
家政学部 生活造形学科 4回生

苦しい状況を自分の力で乗り越え、大きな自信に。

留学先の大学で現地学生と同じように授業を履修するためには、IELTS*という英語の試験で一定以上のスコアを所持していなければなりません。 私は何度かIELTSを受験しましたが、スコアが足りず、「英語研修(ブリッジングコース)+正規科目履修」の派遣留学を選択しました。 このブリッジングコースでの学びはウエスタン・オーストラリア大学(以下UWA)での基礎としてとても役立ちました。
しかし、UWAでの授業は想像以上に厳しく、当初は苦しい思いをしました。正直、逃げ出したくなったこともあります。 しかし、毎日、図書館で深夜まで予習・復習・課題を継続したことで理解度が増していくのを実感。 ここまで自分を追い込んで勉強に励むことができたのも、自分と同じように図書館で自習していた仲間の存在や、「今しかできない機会」と言い聞かせる自分がいたからだと思います。 この経験は自信にもなり、より専門的な美術を学びたいという決心にもつながりました。

* IELTS(International English Language Testing System):アメリカ、イギリスを含む世界140ヵ国が認定している海外留学や海外移住に最適な英語能力判定テスト。

(写真:留学先)

人見知りしがちな私が社交的に変わっていった。

留学当初の2ヵ月半はパースから電車で約30分の港町・フリーマントルでホームステイを経験しました。 子どもたちと一緒に遊んだり、食卓を囲んで会話を楽しんだり、充実した週末を過ごすことができました。 けれど、頻繁に図書館に通うようになると通学時間がもったいないと感じ、UWAに近く、世界各国からの留学生とオーストラリア人学生が混在して生活する大学寮(ユニホール)に引っ越すことを決意。 初めての寮生活、しかも途中入寮ということもあって緊張しましたが、自分から積極的に声をかけて親しくなっていきました。 寮での出会いや友だちと一緒に行ったさまざまな体験は、人見知りしがちな私が社交的に変わるきかっけとなりました。
オーストラリアに留学し、ホームステイや寮生活を経験したことで、どんな状況にも動じずに、自分で責任を持って行動する心意気が得られたと思います。 この貴重な経験を今後の人生に役立て、これからも成長を続けていきたいです。

(写真:留学先)