6
将来は
こんな人に
なりたい!
人生でつまづいた時に、
支えてあげられる人になりたい。
これからの社会、高齢者と関わる仕事の方が需要があるのでは?
確かにそういう考え方もありますが、私はこれからの未来を担っていくという面で教育の重要性は大きいと思っていて。現地の子どもたちが本当に必要にしていることは何なんだろうと考えるのが好きで。教育は責任が重い分、やりがいがあると思っています。
アマネさんが教員になりたいと思ったきっかけは?
担任だった先生に憧れたからです。あとは、曽祖父が被爆したということもあり平和のスピーチをする機会があり、平和な世界を作るにはどうしたらいいんだろう、と考えて教育に関心を持ち出しました。
リコさんはなぜ社会福祉士になりたいと思ったのですか?
誰にでも人生でつまずく時ってあると思うんですけど、そんなときに支えてあげられる人になりたいと思いました。そういう面で、社会福祉士は子どもからお年寄りまで誰にでも支援ができる存在だと思ったことが理由ですね。
自分の目で見て、
確かめることが大事。
お二人が目標に向かって頑張っていること、
頑張りたいことは何ですか?
まずは日々の授業を主体的に受けること。その上で、夏休みに養護教諭の病院実習と社会福祉士の実習があるので、それを踏まえて自分の夢をこれまで以上に明確にしていきたいと考えています。あとは、ボランティアで高齢者分野をしっかり見ようと思っています。「オレンジコモンズ」という団体に参加して認知症等について勉強して、自分の向いているところを探すとともに人との関わりを増やしていけたらと思っています。
小学校のボランティアも週一回参加していて子どもたちとの関わり方を勉強しています。クラブ、寮、バイト先など各コミュニティにあるつながりに感謝し、周りの人達と日常の小さな幸せをみつけていきたいですね。
ボランティアはどこで見つけているんですか?
一回生の頃は先生に紹介してもらっていました。あとはネットで探していますね。
私も同じような志を持った子から教えてもらったり、FacebookやTwitterで探すことが多いです。大学の掲示板もこまめにチェックしています。
二人はもう教育実習に行きましたか?
まだです。
私は行きました。
実習に行って教員に対する印象は変わりましたか?
メディアでは、教員は労働環境が厳しいため「なりたくない職業」という声を多く耳にしますが、現場を見ると熱心な先生ばかりでした。子どもと向き合って、泣いて笑って。自分の目で見ないとわからないことがあるなと思いました。
自分を信じて、
挑戦してほしい。
最後に、高校生の皆さんへメッセージをお願いします。
やりたいことがなかなか定まらない人、逆に明確に定まっている人など色んな人がいると思いますが、あまり周りのことは気にせず、自分が少しでも関心があると感じたことがあれば、自分から能動的に動くことが大切かなと思います。
これがしたいって思ったら、自分を信じて!挫折してもそれが自分の成長になるよ。
そう!挫折したからこそ得られるものもあると思う。
真剣に向き合っていれば、周りの人もきっと応援してくれるし、支えてくれる。してみたいと思ったら何でも挑戦してみてください!
お二人の将来の目標と夢について教えてください。
社会福祉士になって、子どもと関わる仕事がしたい。今は免許を取ることが目標です。
教育学での学びを活かして人の成長や笑顔につながる仕事がしたいと考えています。